一番おすすめしたい療育関連本はこちら

自閉症の子供におすすめの関わり遊び6選

rinrin
こんにちは、元女医ライターのrinrin(@Drrinrin1)です。

 

私は現在、3歳9ヶ月の、自閉症の子供を育てています。

知的障害もあるわが子は、今なお、意味のある言葉を、1つも話すことができません。

障害ゆえに意思疎通の難しい自閉症児たちですが、少しでも何か関わりたい、わが子と何か楽しみを共有したいと思う気持ちは、どの親御さんにも共通の思いなのではないでしょうか。

 

今回は、そんな気持ちで毎日わが子と遊び方を試行錯誤している私が、普段実践している我が子との『関わり遊び』について紹介します。

関わり遊びが難しい自閉症の子供ともうまく関われるよう、それぞれ具体的な方法とともに紹介しています。

 

rinrin
同じく自閉症のお子さんを育てている親御さんの参考になりましたら幸いです。

 

自閉症の子供との関わり遊び①:手遊び歌

まずは関わり遊びの王道、手遊び歌です。

自閉症の子供は、真似をするのがとても苦手なので、ただ手遊び歌を見せるだけでは、真似してくれることはあまりありません。

1つずつ見本の動作を見せながら、その都度子供の手を取って、同じ動作ができるよう手伝いながら、歌ってあげることがポイントです。

 

我が子は、『あたま・かた・ひざ・ぽん』の『あたま』が自力でできるようになったのは、2歳半を過ぎた頃です。

定型の子供は1歳前後にできる動作ですが、自閉症の子供には、それくらい、『真似』というのは、とても難しい行動になります。

無理せず、親子で楽しめる範囲で進めていきましょう。

 

おすすめは、乳児に最初に教えるような、比較的動きの簡単な手遊び歌です。

 

自閉症の子供におすすめの手遊び歌
  • あたま・かた・ひざ・ぽん
  • むすんでひらいて
  • いとまき
  • ぱんだ・うさぎ・こあら
  • げんこつやまのたぬきさん
  • おおきなくりの木のしたで
  • とんとんとんとんひげじいさん(もしくはアンパンマン)
  • てをたたきましょう
  • こぶたぬきつねこ

 

上記は、私がいつも我が子とやっている手遊び歌です。

どれもとっても簡単で、子供の手を取って動作を促すのも易しいので、できそうなものから始めてみて下さい。

 

コツは、楽しく、元気に、満面の笑みで歌ってあげること。

そして、少しでも自力でできたら、思い切り褒めてあげることです。

子供が自力でいくつかできるようになると、本当に楽しい関わり遊びになります。

 

rinrin
真似する力を育む意味で、療育的にもおすすめです。

 

自閉症の子供との関わり遊び②:お布団コースター

体を使った関わり遊びもおすすめです。

『お布団コースター』は、私が勝手に名づけた名前ですが、『お布団の上に子供を乗せて、ジェットコースターのように急降下させる遊び』です。

ソファなどにお布団を立てかけて緩やかな傾斜をつけ、子供を乗せてお布団ごと引っ張ってみましょう。

 

浮遊感が気持ちいいらしく、我が子はいつも、とても喜んでくれます。

親の体力は使いますが、子供の笑顔を見たら、疲れていてもつい何度でもやりたくなってしまいます。

 

傾斜をつけるのを怖がるお子さんには、お子さんを寝かせたままの布団を引っ張ってあげるだけでもよいでしょう。

どうしても苦手なお子さんには、無理はさせないでください。

 

rinrin
この遊びは、体幹を鍛えるのにも効果的です。

 

自閉症の子供との関わり遊び③:トランポリン

自閉症の子供との室内での関わり遊びでは、トランポリンもとても楽しい遊びになります。

我が子は乳児の頃からずっとリハビリに通っているのですが、病院でのトランポリンは怖がってできなかったので、家で少しでも慣れるようにと、小さな幼児用トランポリンを購入しました。

 

 

子供がジャンプできるようになったのは、3歳になる少し前で、やはり遅めではあったのですが、それからは毎日のようにここで飛んでいます。

『いち、に、いち、に』や、『ジャンプ、ジャンプ』と、手拍子をつけながら一緒に飛んであげると、とても喜んで飛んでくれます。

調子のいいときは、飛びながら手を合わせたりなどの遊びもできるようになりました。

 

自閉症の子供は繰り返しの動作が好きなので、飛べるようになると、1人で夢中で飛び続ける子も多いです。

しかし、好きなことをしているとき、機嫌のいいときの方が、気分よくこちらを仲間に入れてくれるので、トランポリンをしている最中は、関わり遊びに発展させる絶好の機会です。

一緒に楽しく体を使って遊ぶことで、親子ともに心身をリフレッシュさせることができます。

 

rinrin
トランポリンもまた、体幹を鍛えるのにもおすすめです。

 

また、ジャンプができない子には、バランスボールもおすすめです。

 

 

45~60cmくらいのバランスボールに子供を乗せ、脇の下を支えながら、ぽんぽんと繰り返し持ち上げてみてください。

その際、バランスボールが動かないように注意してください。

足にはさむなどして固定することをおすすめします。

 

ジャンプができない子供でも、擬似的にジャンプ体験ができて、とても喜んでくれます。

バランスボールも、体幹を鍛えるのに効果的です。

 

自閉症の子供との関わり遊び④:つみき遊び

つみき遊びもまた、自閉症の子供と楽しく関わるのにおすすめです。

自閉症の子供は、物を横に並べるのが大好きで、つみきやブロックなどは、ひたすら横に並べ続ける傾向があります。

しかし、そのままだと関わり遊びに発展していかないので、まずは2つのつみきを使って、手伝いながら、真似の練習をさせることをおすすめします。

 

自分と子供、それぞれに2つのつみきを用意して、

『つんで』と、『くっつけて』と言うのを繰り返しながら、

“上につむ”という動作と、“横にくっつける”という動作を、繰り返し教えながら覚えさせます。

 

2つのつみきで慣れてきたら、次は3つ、4つ、というふうに、徐々に数を増やしていきます。

慣れてくると、車やピラミッドなど、何かの形を模したものも作れるようになります。

 

私は、この『しらきのつみき』がお気に入りです。

 

 

子供の手にも馴染みやすいサイズ感と、余計な装飾のないシンプルさで、色の刺激に敏感な自閉症の我が子も、余計な気を散らすことなく、遊びに付き合ってくれます。

 

自閉症の子供との関わり遊び⑤:新聞紙ちぎり

新聞紙ちぎりも、とてもおすすめです。

自閉症の子供は手先が不器用な子も多いので、最初は両手にそっと手をそえて、指先と手首をつかって『ちぎる』という動作を、優しく教えてあげましょう。

新聞紙がかたくてちぎれない場合は、100均などに売っている『お花紙(花の形のポンポンを作る用のあの紙)』を使うのもおすすめです。

 

たくさんちぎって、両手で紙くずを集められるくらいの量になったら、

子供に向かって、『3、2、1』の掛け声とともに、上から紙くずの山をかけてあげましょう。

気分が乗っていたらすごく喜んでくれて、新聞紙1つで、かなり長い時間遊べます。

 

※嫌がるときはやめましょう。

 

rinrin
新聞紙ちぎりは、指先の動きを鍛えるのにもおすすめです。

 

自閉症の子供との関わり遊び⑥:小麦粉粘土

小麦粉粘土による創作もおすすめです。

知的障害を伴う自閉症の子供は、衛生観念がなかなか確立しない子も多いので、普通の粘土だと、口に運んでしまう危険性があります。

小麦粉に食紅などの食用色素で色をつけ、水でねって小麦粉粘土にすれば、自閉症の子供とも、安全に粘土遊びをすることができます。

 

 

終わったら、砂糖と溶かしバターと牛乳を混ぜて焼いて、クッキーにして食べることもできます。

 

rinrin
手の感覚を鍛える、感覚遊びとしてもおすすめです。

 

まとめ

自閉症の子供との関わり遊びについて述べました。

我が子を育てていて毎日感じるのですが、自閉症の子供は、関わり方がとても分かりにくいです。

試行錯誤で、感情を探りながら、『こうしたら喜ぶんじゃないか』、『こうしたらもっと関われるんじゃないか』と、色々な遊びを試しています。

 

今回挙げた遊びは、どれも我が子がすごく喜ぶ遊びばかりです。

自閉症の子供との遊び方に悩んでいる親御さんたちがもしいましたら、試されてみてください。

 

rinrin
自閉症のお子さんを育てている親御さんの、参考になれば幸いです。