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布ナプキンについて:その効果の真偽や使い方について解説します

rinrin
こんにちは、元女医ライターのrinrin(@Drrinrin1)です。

 

20代の頃、私がずっと気になっていて、けれどなかなか手の出しにくかったアイテムの1つが『布ナプキン』です。

 

30歳を過ぎ、妊娠出産を経て、生理周期が乱れたことをきっかけに、ついに布ナプキンの購入に至りました。

その後、数年間布ナプキンを使い続け、布ナプキンの使い方やお手入れ方法、もちのよい布ナプキンのメーカーなどを知ることができたため、

今回は、布ナプキンの効果メリットとデメリット、実際の使い方や使い心地お手入れ方法などについて綴ります。

 

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この記事が、布ナプキン購入を悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。

 

布ナプキンとは:そのメリットとデメリット

布ナプキンとは、その名の通り、『布でできたナプキン(生理用品)』のことです。

布ナプキンは、使い捨ての紙ナプキンと違い、洗濯して繰り返し使用することのできるナプキンです。

現在では、オーガニック素材のものや、色柄が可愛いもの、パンティライナー(おりものシート)用の小さなものから、夜用にも使える大きいものまで、様々な布ナプキンが、各メーカーから販売されています。

 

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布ナプキンのメリットとデメリットを以下に記します。

 

布ナプキンのメリット

布ナプキンのメリットとして、一番に挙げられるのは、その肌触りの優しさ、着け心地の良さです。

それ以外にも、布ナプキンには多くのメリットがあります。

 

布ナプキンのメリット
  • 肌触りが優しく着け心地が良い
  • ムレにくくかぶれにくい
  • 長く使用すると経済的
  • 可愛い柄のものが多く気分が上がる
  • ゴミが出ないため環境に優しい

 

意外に思われるかもしれませんが、布ナプキンは、購入時の値段は効果ですが、長く使い続けると経済的です。

 

価格の比較
  • 紙ナプキン→25個入り400円の紙ナプキンを購入したとして、年間約7000円程度
  • 布ナプキン→1枚750円程度の布ナプキンを10枚購入したとして、7500円

 

布ナプキンは、特に丁寧に行っているわけではない私のお手入れでも、2年以上はもつものが多かったので、トータルで見ると紙ナプキンよりも経済的です。

特に、月経がだらだらと長引くタイプの人、普段からおりものの量が多い人には、経済的なことを考慮すると、紙ナプキンよりも布ナプキンの方がおすすめです。

 

また、布ナプキンには可愛い色や柄のものが多いため、気分が沈みがちな月経中、気分転換するのにも効果的です。

 

 

 

下着を気分に合わせて選ぶように、気持ちの明るくなる柄の布ナプキンを身に着けることで、

憂鬱な気持ちになりやすい月経中も、気分を上げることができます。

写真は、私のお気に入りメーカーの1つであるエニュアンスの布ナプキンです。

 

 

また、使い捨てではないため、環境に優しいというメリットもあります。

家庭ゴミの削減にも繋がります。

 

布ナプキンのデメリット

布ナプキンには、デメリットもあります。

一番は、そのお手入れが面倒くさいということですが、それ以外にもいくつかあります。

 

布ナプキンのデメリット
  • 洗濯やお手入れが面倒くさい
  • お試しするには高価である
  • メーカーによってはすぐ毛羽立つ

 

お手入れに関しては、浸け置きしてもみ洗いするだけなので、慣れればそこまで手間に感じないのですが、やはり捨てるだけの紙ナプキンに比べると、格段に面倒くさいです。

 

また、ずっと使い続けると経済的な布ナプキンですが、一枚500円~1000円ほどのお値段のため、『ちょっとお試しする』という目的で購入するには勇気の要る価格です。

そのお値段から、購入を躊躇している方も多いのではないかと思います。

 

また、メーカーによって使い心地の違いはありますが、それ以上に異なるのは『もちのよさ』です。

最初は使い心地が良いものでも、何度か洗濯するうちに毛羽立ったりほつれたりしてしまっては、ずっと使い続けるのは難しく、不経済になってしまいます。

 

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次回の記事で、私が試した結果、使い心地やもちの良さに問題が無かった布ナプキンを紹介いたしますので、参考にしていただけますと幸いです。

 

布ナプキン:その効果の嘘ホント

布ナプキンは、数多くのメーカーで販売されており、それぞれ色々な謳い文句で宣伝されています。

この中には、一見しただけで疑問に思ってしまう、眉唾物の過剰広告も少なくありません。

多くのサイトで謳われている、布ナプキンの効果の真偽について検証していきます。

 

布ナプキンの広告でよく見かける文章
  • 生理痛が軽くなる
  • 温活で妊娠しやすくなる
  • 生理が早く終わる
  • 生理周期が整いやすくなる

 

これらは、布ナプキンの広告やレビューでよく見かける文章ですが、ホルモンによる生理のメカニズムについて学んだ立場からすると、どれも眉唾の効果であると言わざるをえません。

布ナプキンは、ただ単に外陰部にあてるだけの生理用品であり、紙ナプキンとは素材が異なるというだけのものなので、子宮内部や体内のホルモンに作用することはありません。

 

また、『体の内部が温まる』というのも誤りです。

ただ単に外陰部にあてるだけのものの違いで、体の内側が温まるという作用はありません。

特に、布ナプキンの体に接する面に使われることの多いコットンは、春夏の衣類に使われることの多い、どちらかというと『涼しさ』を重視した素材です。

 

『ムレにくさ』『通気性の良さ』『かぶれにくさ』などの利点はありますが、『保温性』に関して、特に優れた素材ではありません。

繰り返しになりますが、そもそもナプキン自体が外陰部にあてるだけのアイテムなので、その部分にどんな素材を使おうと、体内や子宮内部を温める効果はありません

ただ、紙ナプキンには血液を吸収するため高分子ポリマーを使用しているため、外陰部の接着面が布ナプキンに比べてひんやりしているのは事実です。

外陰部の冷たさに不快感を覚える方には、布ナプキンの方がおすすめです。

 

また、妊活のために布ナプキンを推奨する人もいますが、

『布ナプキンを使用すると妊娠率が有意に上昇する』という検証自体されたことが無いため、その真偽は不明です。

個人の使用レポとして、『布ナプキンを使用したら妊娠した』というのを見たことはありますが、

 

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それはたまたまタイミングが合っただけなのでは?

 

と思います。

 

しかし、プラセボ効果(そのものの効能を信じる気持ちによって引き起こされる効果)というものもありますし、

布ナプキンの使用によってストレスが減少したり、気分が明るくなったりすることによって、体質改善に繋がる可能性は否定できません。

 

ただ、過剰な自然派志向の方たちが宣伝する効果を鵜呑みにしすぎることの無いように注意はしてください。

 

私が布ナプキンを使い始めた経緯

現在は使い捨ての紙ナプキンが主流であり、ほとんどの女性は紙ナプキンを使用していることと思います。

私も、20代の頃は布ナプキンが気になりつつも、ずっと紙ナプキンを使用していました。

 

 

余談ですが、私はロリエのスリムガードを高校生の頃から愛用しています。

薄型で着けている感触が最も気にならず、吸収力もあるため、おすすめの紙ナプキンです。

近隣のドラッグストアよりもネット通販の方が安く、人目も気にならないため、専らネット通販で購入していました。

 

ずっと気になっていた布ナプキンの存在

しかし、紙ナプキンを愛用しながらも、布ナプキンの存在はずっと気になっていました。

上述したとおり、布ナプキンの生理周期や妊娠に関する効果は眉唾ですが、その通気性のよさや着け心地の良さは試してみたいと思っていました。

しかし、当時は長時間外で仕事をしていたため、漏れが気になり、結局購入に至ることはありませんでした。

価格の高さも、購入を躊躇していた要因の1つです。

 

出産後の月経の変化に伴い布ナプキンの購入を決意

その後、第一子の出産をきっかけに、私の体質に変化が訪れました。

それまで、きっちり6日間で終わっていたはずの月経が、8~10日ほどにまで長引くようになってしまったのです。

だらだらと続く生理で、紙ナプキンの消費量が著しく増えたことに加え、装着する時間が長時間になってしまったことで、紙ナプキンの着け心地の不快感を、それまで以上に実感するようになりました。

 

このため、布ナプキンの経済効果と着け心地の良さに期待し、布ナプキンを購入することを決意したのです。

 

現在は布ナプキンと紙ナプキンを併用

布ナプキンで全ての生理期間を過ごす方もいますが、私は布ナプキンと紙ナプキンを併用しています。

量の著しく多い1日目と2日目は紙ナプキンで対応し、量が減っていく3日目からは、布ナプキンで対応しています。

1日目と2日目を紙ナプキンで対応しているのは、単純に、出血が多いナプキンを洗うのが面倒くさいのと、多量の出血を目視するのに抵抗があるからです。

 

今のところ、布ナプキンから裏側に染みて漏れたことは一度もありません

位置がずれたり、長時間着けすぎて量が多く漏れてしまったことはありますが、これは紙ナプキンの場合も同様かと思います。

布ナプキンの裏面は防水布で作られているため、裏側に染みて漏れる心配はほぼ不要と言っていいでしょう。

 

 

布ナプキンの使い方

布ナプキンにはいくつか種類がありますが、私のおすすめの布ナプキンは『一体型』と呼ばれるタイプのものです。

 

一体型布ナプキン

 

 

一体型は、このように紙ナプキンに近い形状で、吸収体を内包した形のものです。

ホックでショーツに装着することができるため、紙ナプキンと似たような感覚で使用できます。

 

 

吸収面はこのような形になっており、吸収体が真ん中の芯のようになっている部分を中心に内包されています。

 

 

ホックを留めるとこのような形状になり、ほとんど紙ナプキンと変わらない形です。

漏れに配慮し、紙ナプキンよりも大きめに作られている商品が多いです。

また、ホックはコンパクトに収納するのにも重宝します。

 

一体型布ナプキンは種類が豊富で、柄が可愛いものがとても多いです。

 

 

 

 

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レースや花柄などの可愛い布ナプキンは、身につけているだけで明るい気持ちになります。

 

私のように、量がそれほど多くないときやおりもの対策で布ナプキンを使用する場合は、一体型が一番使いやすくおすすめです。

 

一体型以外の布ナプキン

布ナプキンには、一体型以外にもいくつか種類があります。

代表的なものとしては、『交換型』『プレーン型』と呼ばれるものです。

 

交換型

交換型は、ホルダー型とも呼ばれ、防水布を使用した防水ホルダーの内部に吸収体を装着し、吸収体を交換していくタイプの布ナプキンになります。

 

 

 

量が少なくなってきたら、ホルダーのみを装着して使用することもできます。

 

プレーン型

プレーン型は、基本的には層構造になった一枚の布であり、好みの厚さや幅に折りたたんで使用します。

 

 

ホルダー型に装着したり、ショーツの上に直接置いたりもできるため、使用方法の幅が広いです。

折りたたみ方を変えることで、1枚で2回使うことも可能です。

 

交換型やプレーン型に向いている人

交換型やプレーン型は、経血の量に合わせて厚みを調節することができ

出血量が多いときに重ねて使ったり、逆に少ないときはホルダーのみ装着するなどができることが魅力です。

 

特に、量の多いときに布ナプキンを使用する場合、一体型では吸収体の内部に染み込んだ汚れまで洗えているのか不安になることがありますので、

量が多い日も布ナプキンを使用したい場合は、一枚一枚吸収体を洗える交換型やプレーン型がおすすめです。

 

布ナプキンの持ち運び方法

布ナプキンを使用する前、気になっていたことの1つに『持ち運び方法はどうするのかという疑問』がありました。

 

使用前の布ナプキンは、多少かさばりはしますが、普通にたたんでポーチなどに入れることができます。

 

 

ホックがついているタイプだと、上の写真のように、普通の紙ナプキンと比較してもコンパクトにたたむことが可能です。

厚みはありますが、普通の大きさのポーチの中に4~5個は収納可能なため、普通の長さの外出であれば支障はないでしょう。

 

使用後の布ナプキンについては、臭いの漏れに注意が必要です。

ジッパーつきのエチケット袋などに入れてから、専用のポーチに入れて持ち帰るといいでしょう。

 

布ナプキンのお手入れ方法

布ナプキンのお手入れ方法は、捨てるだけの紙ナプキンに比べると面倒ではありますが、慣れるとそこまで大変ではありません。

その日使ったナプキンを、夜のうちに浸け置きし、朝に軽くもみ洗いして、洗濯機に入れるだけです。

 

 

私は、浸け置きには、このアルカリウォッシュを使っています。

手荒れを起こしにくい成分のため、浸け置き後の揉み洗いをするのに重宝します。

普通に洗濯機に入れて回し、時折乾燥機にもそのまま入れて回したりするなど、あまり丁寧なお手入れはしていませんでしたが、丈夫なメーカーの布ナプキンであれば、それでも2年以上は持ちました。

 

現在使用している布ナプキンで、一番古いものは、2年半前に購入した5個セットのものです。

まだほつれや毛羽立ちも目立たないので、もう少し使用できそうです。

 

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さらに長持ちさせたいのであれば、洗濯機には入れずに押し洗いをして、下着などを干すときのように日陰に平干しすれば、長い年月使い続けることも可能です。

 

布ナプキンの使用をおすすめしたい人

布ナプキンの効果、メリットやデメリット、使い方について述べましたが、総合して、布ナプキンは以下のような方におすすめです。

 

布ナプキンに向いている人
  • 生理が長引きやすい人
  • 紙ナプキンの感触が苦手な人
  • 紙ナプキンにかぶれやすい人
  • 可愛いデザインの小物や下着が好きな人
  • おりものが多い人

 

私もそうですが、特に生理が長引きがちな人は、紙ナプキンを長時間装着することによってかぶれを引き起こしやすい傾向にあります。

だらだらと続く月経やおりものに、ずっと紙ナプキンやシートをあてるのは、肌にとっても精神的にも、大変なストレスです。

布ナプキンは、デザインの可愛さも魅力ですが、やはり一番の利点はその肌触りの良さとかぶれにくさ、ムレにくさにあります。

 

出血量が少量の場合は、ムレやすい紙ナプキンと違い、交換頻度も少なくて済みます

紙ナプキンの肌触りや交換頻度にストレスを感じている方には、ぜひ布ナプキンをおすすめしたいです。

 

まとめ

布ナプキンについて述べました。

 

布ナプキンは、眉唾物の過剰広告をしている業者もいますが、嘘か本当か分からない効果を抜きにして、

その肌触りのよさかぶれにくさデザインの可愛さという点で、とてもおすすめの生理用品です。

 

長く使うと経済的利点も多いものなので、月経が長引きやすい人や、肌が弱い人、紙ナプキンでかぶれやすい人には、ぜひ試していただきたいです。

次回の記事でおすすめの布ナプキンメーカーを紹介いたしますので、興味のある方は参考にされてみてください。

 

rinrin
布ナプキン購入を悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。