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子供が入院になる理由を元女医が解説してみた

rinrin
こんにちは、元女医ライターのrinrin(@Drrinrin1)です。

 

前回記事では、川崎病についてと、我が子が川崎病で緊急入院になった経緯について述べました。

 

 

『子供の緊急入院』は、不測の事態であり、

いつ何時、誰に起こっても不思議ではありません

 

いざそういう事態に直面したとき、少しでも冷静に対処できるよう、

事前の心構えと準備が大切です。

どういう時に子供が入院になるかを予め知っておくことで、いざという時に慌てずに済みます。

 

今回は、子供が入院になるのはどんなときか、その理由についてまとめてみました。

 

rinrin
小さいお子さんがいる親御さんは、ぜひ目を通していただけますと幸いです。

 

子供が入院するのはどんな時?

子供に入院が必要な事態は、どういう時に起こるでしょうか。

 

女医をしていた頃の経験上、入院というのは、

病院を受診したその場で、いきなり言い渡されてしまうことが、予想以上に多いものです。

これは子供に限らず、大人も同様です。

 

『ちょっと目が見えにくい…』と思って、軽い気持ちで病院に行ったら、

 

眼科医
網膜剥離のため、今すぐ入院して手術です。

 

なんて言われてしまうことも、実際にあるのです。

 

rinrin
病院に行く前に、どういう理由で『入院』となることが多いのか、心構えをしておきましょう。

 

子供が入院になる理由①:事故や怪我で手術による治療が必要な場合

事故や怪我で、緊急手術による治療が必要な場合、入院が必要となります。

見た目には小さな怪我や事故であっても、体を調べた結果『手術が必要』と判断されれば、入院となってしまいます。

 

外傷が起こり病院を受診する場合は、『入院になるかもしれない』という心構えをして行きましょう。

 

見た目には分からなくても、

頭の中で出血を起こしていたり、おなかの中で内臓が損傷している可能性はゼロではありません。

 

特に小さい子供の場合、自分で症状を訴えることができないため、

 

小児科医
様子を見るために1泊入院しましょう。

 

と言われることも多いです。

 

子供が入院になる理由②:点滴や酸素投与などの治療が必要な場合

点滴や酸素投与など、病院内でしか行えない治療が必要な場合、入院が言い渡されます。

症状は発熱のみであっても、

食事が喉を通らなかったり、薬も飲めない状態であれば、点滴のために入院となることもあります。

 

また、肺炎や気管支炎が重症化すると、酸素投与や抗生剤の点滴のために入院となることがあります。

 

子供の緊急入院の原因の第一位は、RSウイルス感染症という疾患です。

RSウイルス感染症は、ただの風邪症状で終わることも多いですが、

重症化すると重症肺炎脳炎などを引き起こし、時として死に至ることもある恐ろしい病気です。

 

特に6ヶ月未満の小さい子供では重症化しやすいため、

子供が低月齢で、激しい咳や鼻水、ぜいぜいした呼吸をしているときは、

『もしかしたら入院になるかもしれない』という心構えをしておくようにしましょう。

 

子供が入院になる理由③:特殊な疾患の場合

私の子供がかかったような、川崎病などの特殊な疾患の場合は、

受診したその日に入院を言い渡されることがあります。

 

半日~1日以上かけて点滴を行ったり、

症状が治まった後でも、入院して容態を観察する必要のある疾患は、

考えている以上に多いものです。

 

病院を受診する際は、診断名が分からない状態で受診することがほとんどと思います。

そのため、疾患名を羅列することに意味は無いので、ここでは疾患名の羅列は省略します。

 

ただ、発熱が4日以上続いていたり、発疹やリンパの腫れが見られるなど、

『ただの風邪とは何かが違う』

と感じる症状がある場合には、入院が必要な特殊な病気である可能性が高いです。

 

rinrin
『いつもと違う』と感じて病院を受診する場合には、入院となるかもしれない覚悟をして行きましょう。

 

子供が入院になる理由④:持病の検査や治療が長期に渡って必要な場合

腫瘍や慢性疾患などの持病がある子供の場合、

検査や治療のために、思わぬ入院を言い渡されることがあります。

 

きちんと日程を決めて、段取りを組んで入院を行う場合もありますが、

症状によっては、緊急で入院しなければいけない事態も多くあります。

 

まとめ

子供が入院になる理由について述べました。

まとめると、下記のような事態では、子供の緊急入院が言い渡されることがあります。

 

  • 発熱がずっと続いているとき
  • 食べ物や水が飲めないとき
  • 息がぜいぜいするなど、肺炎を疑う症状があるとき
  • 事故や怪我のとき
  • 発疹やリンパの腫れなどの特殊な症状があるとき
  • 持病が悪化したとき

 

 

いきなり入院を言い渡されても驚くことの無いよう、

このような事態で病院を受診する場合は、

予め『入院になるかもしれない』という心構えをしておきましょう。

 

rinrin
小さいお子さんを育てている親御さんの参考になりましたら幸いです。