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病児保育対応ベビーシッター:緊急時の預け先

rinrin
こんにちは、元女医ライターのrinrin(@Drrinrin1)です。

 

これまで何度か、子供の緊急入院や急性疾患についての記事を記載しました。

 

 

子供の病気は、いつ誰に起こってもおかしくない事態ですが、働く親にとっては、病気の子供の預け先が死活問題となることもあります。

病児保育対応の保育園はありますが、そのほとんどが『急性期を過ぎた子供たち』、すなわち、『まだ普通の保育園に登園できるまで回復していないけれど、ほとんど病気は治っている』子供たちに対応した園です。

 

また、病児保育に対応した園は、『集団で預かる』ことを前提としているため、

保護者
違う病気にかかる可能性があるのではないか…

と、利用を躊躇う親御さんも多いと思います。

 

子供の病気のたびに、職場に頭を下げて休まなければならず、肩身の狭い思いをしている親御さんも多いかと思います。

今回は、そんな親御さんに向けて、『病児保育に対応しているベビーシッター』を紹介します。

 

病児保育対応ベビーシッターとは

病児保育対応ベビーシッターとは、その名の通り、病児の保育に対応しているベビーシッターのことです。

自宅での保育ができることと、病児保育対応保育園と異なり、急性期の重い症状にも対応できることから、子供の急な病気と、外せない大事な仕事が重なってしまったときなどに、とても強い味方となってくれます。

 

病児保育対応ベビーシッターを描いた漫画:『37.5℃の涙』

病児保育に対応しているベビーシッターは、いまだにあまり認知度が高くありません。

何年か前、病児保育に対応しているベビーシッターをテーマにした漫画、『37.5℃の涙』が流行り、少し話題にはなりましたが、それでもまだ、その存在を知らない方も多いのではないでしょうか。

 

『37.5℃の涙』とは
    病気の子供の世話をする『病児保育士』を主人公とした漫画。
      タイトルは、通常の保育園では37.5℃以上の発熱で登園停止となってしまうことに由来しています。

     

     

    特に働くお母さんたちの間で話題となり、ドラマ化までされた作品です。

    病気の子供の預け先が無い中、それでも働かなければいけない親たちの葛藤、預け先が無いことに疲弊しながらも、仕事も子供も諦められない悲痛な叫びに、共感してしまう作品です。

    現在eBookJapanでは、3巻無料の試し読みキャンペーンを行っています(12月20日まで)ので、興味のある方はご覧ください。

     

    病児保育対応ベビーシッターの紹介

    特に外で働くお母さんたちにとって、病児保育対応のベビーシッターは、仕事を続ける上で強い味方になってくれます。

    しかし、大事な子供、特に病気の子供を預けるのに、信頼性のないシッターには預けられない…と、利用を躊躇している親御さんも多いことでしょう。

    今回は、そんな働くお母さんに向けて、『安心して預けられる』病児保育対応ベビーシッター2社を厳選して紹介します。

     

    37.5℃の涙のモデルにもなったNPO法人:『フローレンス』

    病児保育のフローレンスは、『37.5℃の涙』で主人公が勤めている病児保育士派遣会社のモデルにもなったNPO法人です。

    当日8:00までの予約であれば、100%病児保育士派遣対応、それ以降の予約であっても、病児保育士の空きがあれば対応してもらえます。

     

    病児保育専門の研修を受けたスタッフによる保育が行われることはもちろん、一部エリアにて、提携医師による往診にも対応しています。

    水疱瘡やインフルエンザ、嘔吐下痢症などの強い感染症にも対応しています。

    往診にて、処方箋や登園許可証も発行してもらえるので、再度病院を受診する手間が省けるのも嬉しいポイントです。

     

    また、特筆すべきは、障害児やその傾向がある子供に対しても病児保育に対応してくれる『発達支援プラン』があるところです。

    障害や慢性疾患があっても、保育士に加えて看護師も派遣してもらえるため、子供の症状に応じた手厚い保育を受けられます。

     

    『病児保育フローレンス』についての概要
    • 入会金:30000円(1人当たりの料金。2人目以降50%オフ)
    • 更新料:10000円/年
    • 月会費:5100円~25300円/1人当たり(利用年齢や利用回数によって変動)
    • 保育料:2000円/時間(税抜き)
    • 対象年齢:生後6ヵ月~小学校6年生まで
    • 対応可能エリア:23区全域、その他東京・千葉・神奈川・埼玉の該当エリア

     

    フローレンス公式サイトに飛ぶ

     

    より低月齢から病児保育対応:『ル・アンジェ』

    ル・アンジェは、自宅や屋外など、保護者が指定した場所で保育を行ってくれるシッティングサービス会社です。

     

    病児保育にも対応しており、フローレンス同様、インフルエンザや嘔吐下痢症などの強い感染症でもOKです。

    当日の予約に100%対応、保育園や幼稚園へのお迎えや病院への同行にも対応しています。

    また、ル・アンジェにも、フローレンス同様、提携の医師がいるため、万が一の時も安心して保育を受けられます。

     

    病児保育シッターの指名を無料で行える点も、嬉しいポイントです。(フローレンスでは指名制は行っておりません。)

    また、特筆すべきは、生後5日の乳児から保育に対応してもらえる点です。

    お母さんの産後の肥立ちが悪かったり、お産のトラブルでお母さんのみ入院が長引いてしまった場合に、強い味方となってくれる病児保育です。

     

    ル・アンジェについての概要
    • 入会金:50000円(各家庭当たりの料金)
    • 年会費:10000円
    • 月会費:8000円/1人当たり
    • 保育料:2500円/時間(月ぎめの場合は1800円/時間)
    • 対象年齢:生後5日~小学校6年生まで
    • ベビーシッター対応可能エリア:23区全域、その他東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城の該当エリア
    • 病児保育対応可能エリア:東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、福岡、名古屋、広島、札幌、仙台の該当エリア

     

    ベビーシッターでは、園や学校への送迎のみならず、習い事や塾への送迎にも対応しているのも嬉しいポイントです。

    また、家事サポートや沐浴、英語やピアノなどのレッスンに対応しており、サービスが充実している印象です。

     

    ル・アンジェ公式サイトに飛ぶ

     

    まとめ

    病児保育対応のベビーシッターについて書きました。

    信頼性の高い会社で、もっと全国展開している保育士派遣会社があればよいのですが、まだ首都圏や主要都市止まりの印象で、需要と供給が見合っていない印象です。

    キッズラインなどの個人シッター検索システムでは、地方の保育士の登録も少しずつ増えてきてはいますが、急性期の感染症や障害のある子にも対応となると、やはり訓練を受けた病児保育士の派遣が望ましいというのが、親としての正直な思いです。

     

    今回紹介した2社は、首都圏や主要都市にお住まいの方には、『最後の砦』としてとても有用な病児保育派遣会社なので、共働きの親御さんたちはぜひ参考にされてください。

    (本音を言うと、専業主婦家庭でも、実家に頼れない事情がある場合には、事前の登録をすすめたいところです。)

     

    rinrin
    小さいお子さんをお持ちの親御さんの、参考になりましたら幸いです。